戦場を駆ける魔導士として数々の戦果を挙げる幼女、その姿はさながら戦場の妖精…
しかし、冷徹無比な姿勢からラインの悪魔、幼女の皮をかぶった化け物ともいわれる彼女、ターニャには人知れない過去があった。
21世紀初頭の日本で徹底的な合理主義で冷徹なエリートサラリーマンであったサラリーマンの主人公は、解雇した同僚の逆恨みで命を落とす。
死の瞬間に現れた創造主・神を名乗る存在(存在X)により、現実主義で信仰心のない発言の咎めとして、過酷な状況にある異世界の孤児・ターニャとして転生させられた。
魔法技術が存在する20世紀初頭の欧州に似た状況の中、魔法適正の高いターニャは祖国である帝国の軍人としてキャリア形成と安全な後方勤務で順風満帆な人生を送ることを目論むのだが…